ドンキホーテの経営で活躍する大原孝治

大原孝治はドンキホーテを含むPPIHの代表取締役社長兼CEOです。2019年2月1日にドンキホーテHDの商号が変わり、PPIHになっています。PPIHに関しては国内外の新店舗の話題など新しいニュースが続々と入ります。1989年に最初の店がオープンしたドンキホーテは、30周年を迎えています。創業者と一緒に会社の変遷を見てきた大原社長は、メディアのインタビューや経済評論家との対談などにもよく登場します。総合スーパーが苦戦している中で会社は快進撃を続けていますが、その理由について自由奔放に店づくりをしてきたからだと答えています。他のチェーンストアでは自社競合で悩む会社もありますが、大原孝治が率いるドンキホーテは集中出店という戦略を採用していないので自社競合を起こすことがないと語ります。2018年にはアメリカの大手企業が西友の売却を検討しているというニュースが流れ、大きな話題となります。

西友の売却報道に反応したのがPPIHです。大原社長は都内で開催された事業説明会で、売却が本当であれば買収に興味があると話してニュースになります。西友は2002年に業績が低迷し、アメリカの大手企業と資本提携を行い2008年には完全な子会社となっています。PPIHはスーパーの店舗を軸にして新しい事業展開を行っています。西友に関心を寄せた理由のひとつは、良い立地に店舗を構えていることも関係があります。西友は店舗の立地が良いのが魅力です。店舗の立地は良いのに設備面で問題を抱えています。店内のレイアウトが得意なPPIHであれば新しく再生できると考える人は多かったものの、結局西友は株式の再上場を目指すと発表しています。

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